「うつ」から復帰への道すじ

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help リーダーに追加 RSS 休職してからの日々(4)

<<   作成日時 : 2005/11/13 07:26   >>

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結局僕は、かりそめの気分の高波に乗ってしまい、持ってない気力をフルパワーで使ってしまい、一気にローダウンしてしまったようです。
久しぶりにひとつの欲求が芽生えたため、それに対して視野狭窄的な焦りをもったのが原因と思われます。
先の先生との話の中では、回復期には僕のように錯覚して急に活動的になり、気力を枯渇させて一気に落ち込むことが多い、と言うそのものずばりが書いてあるとある学会誌を見せていただきました。
本当にこの先生は、四次元ポケットのようにどんな資料でもささっと出してきます。

それで大いに反省した僕は、しばらくコザクラ探しを控え、おとなしくしていました。
「なにかしたいのになにもできない」苦痛にさいなまれながら。
この感覚とは、その後ずいぶん長い付き合いをすることになります。

去年の8月の終わりごろ、やっと1軒のペットショップから電話があり、なんとか気に入ったコザクラインコの雛を手に入れることができました。
その足ですぐに鳥専門病院に連れて行き、健康診断。
僕が以前飼っていた20年前では想像もつかないことでしたが、今では雛を飼ったらまず病院、というのは、きちんと小鳥を飼っている人にとってはもはや常識らしいです。
そして、早速雛がかかりやすい「そのう炎」という炎症が起きていることが判明し、雛用の餌とともに薬を処方されました。
この餌も、昔であれば粟玉という、粟の実に卵黄をまぶしたものを与えるのが一般的だったのが、フォーミュラというパウダー状のものをお湯で溶いて与えるのがポピュラーになっていると知ってびっくり。
その後は最新の飼育本やネットで情報を集めながら、世話を続けました。
始めの1週間は一日数時間おきに5回の給餌。
次の1週間は一日4回の給餌。
次からの2週間では1日3回、そして2回に減らしていき、最終的にはケースの中にばら撒いてある餌をついばんで食べる量が多くなるまで雛用餌を与え続けます。
時間を計って餌を作り、おなかがいっぱいになるまで餌をやる。
そして毎日その様子を記録。

毎回かなりの慎重さと面倒を要するこれらの作業は、予想通り僕の生活の中心を占めるようになりました。
その頃は、病院で先生に見せてもらったグラフのように、数日ごとに気分のアップダウンが激しく上下するようになっており、これも始めて味わう驚きであり、苦痛でもありましたが、インコの世話をしているときだけは充実していました。
何しろいくらローダウンしていようと相手は生き物であり、それも保護欲を大いにそそられる雛です。
絶不調で寝逃げしているようなときも、目覚ましをかけて、雛の世話だけは忘れないようにしました。
おかげで、昼夜がほとんど逆転していた僕の生活は、少しずつ昼型の生活に戻るようになりました。
そして、当面の生きがいができたのでした。
「アニマルヒーリング」と言う言葉がありますが、こんな小さな生き物からも十分にそれを感じることができ、こいつを飼ってよかったと心底思いました。

そうやって「癒し」を生活の中に取り入れたおかげか、病状の方も少しずつ上向いてきました。
ローダウンしているときは相変わらず何もできないのですが、気分が上昇しているときは一通りの家事をこなし、漫画喫茶へ出かけ、PCでゲームをして、録画しておいたテレビをみて、そして軽い旅行記などであれば文章が読めるようになって来ました。
相変わらず小説は読めませんでしたが。
どうも想像力を多く駆使するものはまだだめなようです。
それでも読めないよりははるかにましでした。

それから、久しぶりに上司に会いました。
月1回のカウンセリングが終わった後、いつもはそのまま帰ってしまっていたのですが、やっとなんとか会えるくらいの気持ちになり、会社の昼休みに抜け出してもらうことになったのでした。
一緒に昼ごはんを食べながら近況を報告しました。
「とにかく会社のことは気にするなよ。ぎっちょの人生を考えたら、この数ヶ月や数年なんて、そんなにたいしたことじゃないんだから、時間を気にしないで、とにかく焦らないでゆっくりじっくり治していこう」
そんなありがたい言葉に涙が出そうになりました。

去年(2004年)の夏から秋にかけての出来事でした。

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復帰に疑問・・・
約一ヶ月の休職を終わらせ仕事への復帰をした。 ...続きを見る
hiro's-noise
2005/11/13 15:07

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
動物は、本当に人間を救ってくれますね。
しゃべらないのが、いいのかな。
純粋にかわいがってくれる人に、何とも言えない瞳で見つめられると、たまりません。
一月に柴犬のオスをなくしました。
他の犬を見ると、飼いたくなります。
でも、死んだ犬に悪いしね。
今、インコはどうしてますか?
お名前は?
如月メイ
2005/11/14 01:27
本当に、このときインコを飼っていなかったら、ここまでよくはならなかったんじゃないかと思うくらい、癒されてますね〜。

犬をなくされたんですね。
☆になってしまう時はとっても悲しいけど、一緒にすごせた時間がきっと彼(彼女?)にとっては幸せだったのではないでしょうか。
その子の分も含めて愛情を注げば、次の犬を飼うことはちっとも悪いことじゃないと思いますよ。

うちのはすっかりやんちゃ娘(♀)に育って、時折凶暴になってガブガブ噛まれたりますが、しばらく放っておくと様子を見に肩へちょこんと飛び乗ってくるかわいいやつです。
くーちゃん、って呼んでます。
ぎっちょ
2005/11/14 11:11

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