「うつ」から復帰への道すじ

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help リーダーに追加 RSS デューン 砂の惑星シリーズ フランク・ハーバート ハヤカワ文庫SF

<<   作成日時 : 2005/11/27 15:01   >>

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読み始めて15年以上かかり、やっと最後まで読めました。
本シリーズは残念ながら中途半端なところから以下絶版となっており、ずっと入手困難で読むことができなかったのですが、最終的には図書館で発見し、読もうと思ったらうつになり読書ができる状態ではなくなり、やっと先週になって長年の念願がかなったところです。

このシリーズを順番に全て並べてみると、

デューン 砂の惑星    1〜4巻
デューン 砂漠の救世主  全1巻
デューン 砂丘の子供たち 1〜3巻
デューン 砂漠の神皇帝  1〜3巻
デューン 砂漠の異端者  1〜3巻(3巻絶版)
デューン 砂漠の大聖堂  1〜3巻(全て絶版)

番外編として、息子のブライアン・ハーバートの外伝、

デューンへの道 公家(ハウス)アトレイデ   1〜3巻
デューンへの道 公家(ハウス)ハルコンネン〜1〜3巻
デューンへの道 公家(ハウス)コリノ      1〜3巻

となっています。

始めの「デューン 砂の惑星」については、1984年に「エレファント・マン」を上梓したばかりのデヴィット・リンチ監督が映画化したので、耳にしたことがある肩も多いかと思います。
本作品がデビュー作で、このあと「ツイン・ピークス」で有名になったカイル・マクラクランが主人公ポウル・アトレイデ役で出ています。
他にも敵のファイド・ラウサ役でスティングが出演するなど、話題性の多い作品でした。
現在ではリンチがカットした部分を含めた長尺版がビデオ・DVD化されるなど、長く愛されている作品となっています。

また、アメリカのSF専門ケーブルテレビ「サイファイ・チャンネル」にて連続放送されたドラマ版の「デューン」もあり、こちらでは「砂丘の子供たち」のラストまでが描かれています。


西暦10091年。自らが生み出してしまった機械知性との戦い「プレトリアン・ジハド」に勝利した人類は、以降知能を持つ可能性のあるマシンの作成・建造を固く禁じ、強力な封建制度をとることで銀河全体に繁栄していった。

皇帝シャッダム四世の命にて、それまでハルコンネン男爵が治めていたとある星を、住み慣れた温暖な星カラダンを離れ、アトレイデ公爵が統治することになった。
その星の名はアラキス。水分が極端に少ないこの星では、星中が砂漠に覆われており、別名「デューン」と呼ばれていた。
しかし、この星には特別な価値があった。
通称「香料(スパイス)」と呼ばれる、麻薬メランジが砂漠の中で採取できるのだった。
これは、貴族たちにとっては不老長寿の妙薬であり、宇宙協会(スペーシング・ギルド)の航宙士(パイロット)にとっては、空間を折りたたむ(ワープする)ためのインスピレーションに必須なものであり、女性のみで構成される教母集団ベネ・ゲセリットにとってはその知力体力を極限まで高めるための薬であった。
しかし同時に、非常に入手困難で高価な代物でもあった。
なぜなら、メランジはこのアラキスでしか採取できないから。他のあらゆる惑星には見出されず、あらゆる方法を使っても合成不可能であった。
また、アラキスには巨大なものは全長数百mに達する「砂虫(ウォーム)」がおり、その採掘を困難なものにしていたことから、さらにその価値は高まっていた。

そしてそのメランジの利権を再び奪い返すべく、アラキス攻撃を計するハルコンネン男爵。その戦争の中で逃げ延びたアトレイデ公爵の一人息子ポウルは、母ジェシカと共に、砂漠の真っ只中にある岩山に住む、謎の多い「フレーメン」に助けられ、そこである力の覚醒をみるのだった・・・


というのが「砂の惑星」のあらすじですが、その後アトレイデ家の子孫たちが繰り広げる銀河叙事詩が、このデューンシリーズということになります。
この時空間を共に壮大なスケールで描いたシリーズは世界中で1200万部という発行部数を誇る、日本のオールタイムSFベストでも必ずベストテン入りする、人気のある小説です。

惜しむらくは、最後の「砂漠の大聖堂」以降も話は続きそうであったにもかかわらず、フランク・ハーバートの逝去により未完の大作となってしまったことでしょうか。
しかし、これだけでも十分な傑作と言えると思います。

息子のブライアン・ハーバートが書いたのは、ポウルの父親であるレト・アトレイデ公爵の話です。
過去の話というわけですが、それなりに面白く読めます。
まあ、ちょっと読み安すぎて、本編の重厚感が感じにくいのが難点と言えば難点でしょうか。

何事もスケールのでかい話が好きな僕としては、E・E・スミス「レンズマンシリーズ」に次ぐ、とてものめりこんだ小説の中の一つです。
名翻訳家の矢野徹でも難しい、言い回しの複雑さや抽象的な概念などがちょっととっつきにくい印象を与えますが、読み込めば読み込むほど、その物理的な時間・空間世界、そして精神世界の虜になっていきます。
誰にでもお勧めできるというわけではありませんが、じっくり読み込みたい人には一読をお願いしたい作品です。

デューン砂の惑星 (1)
デューン砂の惑星 (1) (ハヤカワ文庫 SF (76))

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コメント(2件)

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こんばんは。今日ブログに来て下さりありがとう。ぎっちょさんって左ききですか?私は左利きです。。写真がブログで教えて下さったインコちゃんですね。コザクラインコですか?可愛い(^-^)実は、ブログ始めて間もないのですが、ぎっちょさんの所お邪魔した事あるんです。コメント書こうと何度かお邪魔したんです。。今日お初のコメントです。。私も心の病を持っています。腕に傷もあるんです…30代、中2のママです。もしまた宜しければ私のブログにお顔出して下さいな。またお邪魔します。_(._.)_
yuri
2005/11/27 22:36
yuriさん、コメントありがとうございます。
もちろん(笑)左利きですよ〜。
最近は「左ぎっちょ」って言わなくなりましたね〜。
写真はご推察どおりコザクラインコです。
油断するとすぐガブガブ噛んでくる不良娘です。

yuriさんのブログ、一通り拝見しました。
僕の方にも既にいらしていただいていたとは、うれしいですね〜。
僕もこれからちょくちょくyuriさんのブログによらせていただきますね。どうぞよろしくです。
ぎっちょ
2005/11/28 20:25

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