「うつ」から復帰への道すじ

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<<   作成日時 : 2005/11/11 16:34   >>

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そうこうしているうちに、その業務についてから2年が過ぎようとしていました。
やっと部下の育成もうまくいき、先輩からのクレームも「要請」くらいに感じるようになってきて、ようやくその状況に慣れようとしていたころでした。

しかし、またもや激震が。
なんと年度明けの4月、僕の所属していた部が丸ごと、別の本部に吸収されることになってしまったのでした。
しかも、メンバーのうち1/3はほかの部門へ異動。
用は、2/3のメンバーでそれまでの仕事を全部やれ、ということです。

それまでは、僕のいたグループと、先輩のいたグループ、二つのグループで部が構成されていたのですが、人数が少なくなってしまったため、そのやり方は継続できなくなりました。
そのため、扱っている製品群でチームを作って、その中でどっちの仕事もやろう、ということになりました。

そしてそのチームが、なんと「僕・先輩・苦手な女性」という3人構成。
ストレッサー二人にはさまれて仕事をすることになってしまったわけです。
その構成を組む会議に出ていたとき、口元まで「いやです」という言葉が出掛かっていたのですが、またもやそれを飲み込んで引き受けてしまいました。
もう「メランコリー親和型」そのまんま、といった感じがしますね。

その結果は予想を大きく超える苦痛に満ち満ちていました。
先輩からは例のごとくピシピシ手痛い「アドバイス」をいただき、かたや部下となった彼女は2週間ほどで猫の皮をとっぱらい、ちょっと扱いを間違うとブンむくれ。
それでも、そんな人でも、仲良くやっていきたいと思っていた僕は、何とかして彼女に取り入ろうと、もともと少ないプライドを最後の最後まで削りとって、あざといとも思えるほどのご機嫌取りに終始しました。
それでもだめでした。

そのころから僕は目に見えて調子を落としていきました。
集中力はまるでなくなり、ケアレスミスを頻発し、夜はほとんど眠れず、食欲もなくなって朝も昼も食事が喉を通らなくなりました。
変わりにタバコの量が増え、喫煙所に行く回数も本数も増えていきました。
その間は席に座ってなくていいわけですから、ささやかな抵抗だったのでしょう。
そして驚いたことに、心の中を「不幸感」が占めるようになりました。
理由もないのに(いや、あるんですが)常に感じる不幸感。
これはいったいなんなんだ?
そのころからまたメンタルクリニックとカウンセラーにかかるようになりました。
しかし、クリニックでは「以前と同じ抑うつ神経症でしょう」と、当時と同じ薬を出してくれたものの全く聞かず、カウンセリングでは話を聞いてもらっても少しも気が晴れず、症状はどんどん悪化していきました。

その頃になると、どうも外見もかなりひどい様子だったらしく、幾人もの人から「最近調子わるそうだけど大丈夫?」と声をかけられるようになりました。
まあ、朝の吐き気だけでは飽き足らず、就業中も毎日のように吐き気に襲われて、トイレで何も胃に入っていない状態で、無理矢理胃液だけ吐いていたので、無理もないかもしれません。

そして2ヶ月たった頃、限界を感じ始めました。
たまたま部内にやはり以前メンタルな病で闘病されたことのある方がいらして、僕の状態を見てすぐ察したらしく、「すぐ上司に言って休職した方がいい」というアドバイスをいただきました。
まあ、その方と話している最中に「顔色が悪いよ。大丈夫」「すんません、ちょっとトイレ行ってきます」などと言って、真っ青な顔をして帰ってきたりしてましたから、そりゃ気づくわな、てな感じでしたが。
その一言に背中を押されなかったら、何の解決策もないままのた打ち回っていたかもしれません。
ありがたい一言でした。

そして、仕事が終わったある日、上司と夕食を食べつつ、今苦しんでいる状況(主に部下の女性についての話)と、とりあえず数日休ませてほしいこと、ひょっとしたら長期休職ということも考えている、ということを告げました。
上司は、その状況をほとんど知らなかったらしくかなり驚いていましたが、「担当を変えたらまだ続けられそう?」と言ってくれました。
が、もう職場にいること自体に恐怖している状態の僕にとっては焼け石に水でした。

その数日の休みの間、どうもおざなりな対応かしてくれない、曜日ごとに担当医が全部違うというひどい状態のそのクリニックをやめ、別の評判のいいところを探しました。
そして受信した結果、「中程度以上のうつ状態ですね。すぐ休養をとる必要があります」との診断結果。

休み明けの朝、上司と会議室で面談し、どれくらいの期間になるかわからないが休職したい旨を告げました。
もう覚悟していたらしく、そのこと自体についてはすぐ了承してくれました。
ただ「このまま辞めようとは思ってないよな? それだけは考えないでね。どんなにかかっても、必ず待ってるから」というようなことを言ってくれました。
すごくありがたくて、涙が出そうになりました。

その後、その会議室に先輩および同格職位のもう一人の方が呼び出され、今後の業務について検討した後、上司から、
「そういうことであればもう明日から休養に入っちゃえよ。細かいことはこっちでやっとくからさ。何にも心配することはないよ」
というお言葉をいただきました。

その日、深夜までかかって先輩に無理矢理引継ぎを行い、早速次の日から僕の休職生活がスタートしました。
去年の6月初旬のことです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。うつ病ご苦労様でした。本当に地獄のように辛いですよね。私は昨年12月で鬱歴3年目に突入しました。ブログを書こうか迷っているところです。作るのもなんかプロフィールとか書いたり色々分らないことがあって面倒くさいし、病気でできるかも不安です。でも自分のペースでできるかなぁとも思っています。もし医者からもokが出てブログ作ったときは遊びにきてください。
jpurech
2007/01/14 13:46
jpurechさん
コメントが遅くなってすみません。
読んでいただいて光栄です。
うつ病を患って3年、お辛い状況、お察しします。
少しずつ寛解していくといいですね。

ブログを作ろうか迷っているとの事ですが、不安を感じるようであればまだやめておいた方が無難かと思います。
ブログは楽しさを得るために作り、書くものですから、無理することはないですよ。
やりたい、という気持ちが強くなってきたら、改めて始められるのがよいかと思います。
焦らずに、できることから、できる分だけやっていきましょう。
ぎっちょ
2007/01/24 23:04

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