「うつ」から復帰への道すじ

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help リーダーに追加 RSS ブラッドタイプ(松岡圭祐・徳間書店)

<<   作成日時 : 2007/03/04 14:36   >>

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「千里眼 トランスオブウォー」以来、しばらくこのシリーズを読んでなかったんですが、知らない間にいっぱい出てたんですね〜。知りませんでした。
このシリーズのファンである会社の先輩に借りて読みました。

「催眠」のクールな細身のハンサムな臨床心理士・嵯峨敏也、「蒼い瞳とニュアージュ」のギャル風ファッションに身を包んだ若干24歳の臨床心理士・一之瀬恵梨香、そして「千里眼」シリーズの、見掛けは小柄なはつらつとした美人でありながら、元航空自衛隊F15パイロットにして中国拳法・合気道の達人、人の顔を見るだけで全てを見破ってしまう驚異的な観察力と洞察力の持ち主であることから通称「千里眼」と呼ばれる臨床心理士・岬美由紀。
今回はこの3人が「血液型によって性格が違う」という日本独特の迷信をなんと打破してしまうというとんでもないことに挑戦します。

今回、嵯峨は白血病であることが発覚し、入院してしまいます。
その入院先でも人々の話を聞いて心を和らげ、カウンセラーたろうとする嵯峨。
そんな嵯峨を心配しつつも、「B型にはなりたくないから骨髄移植は受けたくない!」という病的な血液型性格信者の女性を見守る嵯峨に「君にしかできない」と言われ、奔走する岬、そしてその岬を案じサポートする恵梨香。

血液型カウンセラーなどという怪しい人物がテレビに出まくる姿は江原啓之を想像させますね。
「白血病は不治の病という意識を植え付けたのはテレビドラマのせい」はあからさまに「世界の中心で、愛を叫ぶ」を名指しでしょう。
相変わらず世相をぶった切るのがお好きなようで。
しかし今までど派手なSFじみた話が多かったのに、今回のはまたスケールは大きいものの結構地味だな〜と思っていたら、あとで公式サイトを見たら作風自体を方向転換させていたんですね、全く知りませんでした。
そして、ハードカバー版と文庫版では、千里眼シリーズは随分中身が違うということも知ってびっくり。
今まで人に借りたり図書館で借りたりして、ハードカバー版しか読んでいなかったのですが、いかにも「文庫版を読むとそれまでのつながりがわかりやすい」などとあおり文句を入れているあたり、かなり商売上手な公式サイトです。
そのわりには作者のDiaryとやらはあまり更新されてませんが。

とりあえず痛快で疾走感のある話が読みたいならこのシリーズはぜひお勧め。
ただ、一度読めば充分だと思うので、僕は買いませんけど。
知らない間に出ていた文庫版は、また先輩に借りるか図書館で借りるかしよう〜っと。

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