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日本はじっこ自滅旅(鴨志田穣 講談社) 先だって追悼記事を書いた、鴨志田穣のエッセイです。 戸籍上は漫画家・西原理恵子と離婚して別の場所に住んでいたものの、すぐ近所でつかず離れずの生活を送っていた鴨ちゃん。 西原に酒ばかり飲んだくれていることをなじられ、出て行けと一喝されてそのまま着替えとお金だけ持って旅に出ました。 なんとな〜く、各地の端っこを目指そう、そんな旅。 能登半島、薩摩半島、与論島、銚子、南紀、男鹿などなど、宛てもなくさまよいます。 そしてその途中、血を吐いて倒れ、緊急入院からしばらくして回復すると、また逃げるように旅して回る鴨ちゃん。 その刹那的と一言でいうのは簡単なものの、もう少し根っこの部分が何かを求めている、そんな感じの流浪の日々を描いています。 それまでの代表作「アジアパー伝」と比較すると、地方の風景や人々を切り取りながらも内面へ向かう描写がとても多いのが特徴です。 それでもダメになっている自分をちょっと反省しつつも否定はせずに、気の向くまま、風の向くままに「旅に出たい」衝動に任せてさまようそのありよう。 そういうことがやりたくても出来ないと思い込んでいる僕にとって、うらやましくもあり、やろうと思えばできる、でもいろいろなことを捨てなければならないという点でかなわないと思わせる、憧憬の念を抱かせる内容です。 もうこの頃から体がぼろぼろだったんだなぁ。
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どうもはじめまして。 |
アレ 2008/03/07 18:18 |
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